日本IBM、クラウドアプリ「IBM LotusLive」のコミュニケーション機能などを強化


新機能「コミュニティー機能」の画面イメージ

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は6日、コラボレーション機能を提供する企業向けクラウドアプリケーション「IBM LotusLive」の新版「同 1.3」を提供開始すると発表した。

 LotusLiveは、企業向けのコミュニケーション/コラボレーション機能を提供するパブリッククラウドサービス。ソーシャルコラボレーションサービス「IBM LotusLive Connections」、Web会議サービス「IBM LotusLive Meeting」、コラボレーションとWeb会議双方の機能を提供する「IBM LotusLive Engage」など、複数のサービスが提供されている。

 新版では、まず、「LotusLive Connections」において、特定の話題に興味を持つ人が集まれる場「コミュニティー機能」を追加した。特定のテーマ、興味を持つメンバーを、社内に限定せず集め、情報共有や意見交換、共同作業が行えるため、組織の壁を越えたネットワーク作り、広範なメンバーの知識やアイデアの活用などを実現。ビジネスのイノベーション実現の基盤となる「人」と「情報」を、より積極的に集められるようになったという。

 また、メールやカレンダー機能を提供する「LotusLive iNotes」では、Webメール上での複数ファイルの一括添付、メンバー間で共有するカレンダーを作成する予定共有などに対応。Web会議サービス「LotusLive Meetings」「同 Events」では、Mac OS上での画面共有機能をサポートした。

 このほか、パスワードの有効期限設定など管理者向けの機能、対応言語の21カ国語への拡大といった機能強化を、LotusLiveファミリー全体で行っている。

 価格は、「LotusLive Connections」が1ユーザーあたり10万300円(税別)/年から、「同 Meetings」が15名用オンライン会議室1部屋の場合で6万7000円(税別)/年から、「LotusLive iNotes」が1ユーザーあたり5150円(税別)/年から、LotusLive Engageが1ユーザーあたり1万3800円/年から。

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