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ユニリタ、クラウド型サービスデスクのセルフサービスポータル機能を強化

 株式会社ユニリタは18日、クラウド型サービスデスク「LMIS on cloud(エルミス・オン・クラウド)」の新版「同 Ver2.1」をリリースすると発表した。サービスデスク機能における「セルフサービスポータル」オプションの強化により、サービスデスクの受付回答機能を、安価かつ大規模に全社展開可能になったという。

 LMIS on cloudは、変更管理からインシデント管理、構成管理まで可視化し、サービスデスク機能を中心としたITサービス全体を適切に管理する仕組みを、クラウド上で提供するサービス。ITILに準拠しており、インシデント管理を始めとする各ITILプロセスの管理機能を提供している。

 今回の新版では、サービスデスク機能の「セルフサービスポータル」オプションを改善した。これは、障害情報などの登録者や承認者だけでなく、エンドユーザー自身が「LMIS on cloud」にアクセスし、FAQやインシデントの状況を確認できる機能。障害数・対応ステータスの可視化はもちろん、既知の問題であればエンドユーザー自身が確認して解決可能になるので、サポート担当者の負荷を軽減し、業務の効率化を図れる点がメリットだ。

 従来、サービスデスク機能を活用したくても、エンドユーザー全員に配布するにはライセンス料がユーザー数に比例して高額となり、導入範囲が限定されるなど、十分な効果を上げづらい点が課題とされていた。しかし今回の強化によって、サービスデスクの受付回答機能を安価かつ大規模に全社展開できるようになったという。

 具体的には、課金方式として、ユーザー課金ではなくページビュー課金を採用することにより、ライセンス費用を大幅に抑制して、大規模組織や多くのエンドユーザーにも低コストで展開可能になったとのこと。

 またセルフサービスポータルの導入により、サービスデスクの問い合わせ受付、回答、双方向の連絡機能が集約/一元化され、状況の可視化、対応管理の効率化が実現できるほか、個人認証、ユーザー部門承認機能により、ユーザー部門からの正規の申請手順が順守されるとしている。

 さらに、申請フォームごとに承認フローの変更が可能になったため、承認の不要な申請、上長の承認が必要な申請などを使い分けられるほか、承認者を最大3階層まで設定できるようになり、申請者の上司、所属部署の部門長など職位による承認者などを簡単に変更できるとしている。このほか、休暇や出張期間中に期間を指定して代理承認を指定する機能や、申請フォームを分類ごとに階層メニューで表示する機能を新たに搭載した。

(石井 一志)