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マクニカネットワークス、SSL-VPN製品を提供する米Pulse Secureと販売代理店契約

 マクニカネットワークス株式会社は21日、SSL-VPNやネットワークアクセスコントロール、モバイルセキュリティ製品を提供する米Pulse Secureと販売代理店契約を締結したと発表した。

 Pulse Secureは、米Juniper Networksが2014年10月にSSL-VPN関連事業を売却したことに伴って、新しく設立されたセキュリティ専業ベンダー。日本市場でも豊富な実績を持つSSL-VPNアプライアンス「SA/MAGシリーズ」は、マルチデバイス対応、3種類のアクセス方式、ユーザー層に応じたダイナミックなアクセスコントロール機能などにより、さまざまなリモートアクセスニーズに応えられるという。

 またセキュリティ面では、端末のセキュリティ状態をきめ細かくチェックするホストチェッカー機能や、認証強化ソリューションとの組み合わせなどにより、強固なセキュリティ環境を構築できる。

 マクニカネットワークスは、2002年に米Neoteris(当時)と契約して以来、その系譜を受け継ぐSSL-VPN製品の販売を継続しており、すでに累計3000台以上の出荷実績があるとのこと。また、12年間で蓄積されたサポートノウハウに基づき、サポートサービスの提供も行っているという。

 同社では、今回、Pulse Secureとの販売代理店契約により、今後もJuniper NetworksのSA/MAGシリーを購入した顧客に対してサポートを継続するとともに、Pulse Secure製品の販売・サポートにも注力するとした。

石井 一志