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試用も可能、日本語対応した会計クラウド「Zoho ブックス」

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は19日、クラウド型会計ソフト「Zoho ブックス」の多言語対応を発表した。日本語を含む10言語に対応した。米Zohoから提供され、価格は月額24ドル。ユーザー登録後、14日間無料で試用できる。

 Zoho ブックスは2011年1月にリリースされた中小企業・個人事業種向けのクラウド型会計ソフト。オンラインで収支に関する取引データを簡単に記録でき、請求書などのよく使うデータ項目は自動仕訳される。

 口座管理機能として、口座間の資金の移動やクレジットカード決済などの取引も記録でき、銀行口座やクレジットカードの明細を基に突き合わせ作業も行える。また、請求・決済処理の自動化に対応し、周期的な請求処理の自動化や、PayPalなどによるオンライン決済も可能。

 見積書、請求書、受注書、発注書の作成機能を備え、見積書や発注書のデータをそのまま請求書に転換することが可能。請求書と受注書については支払期限や発送期限を設定し遅延状況まで管理できる。

 そのほか、記録したデータを基に損益計算書や賃貸対照表などを確認できるレポート機能を搭載。売上、経費、税金、操作履歴などのデータも期間を指定して確認できる。「Zoho CRM」とデータ連携し、Zoho CRM側で商談が受注したらZoho ブックスで自動的に請求書を作成するといった処理も可能となる。

川島 弘之