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ウイングアーク1stの帳票基盤「SVF 9.2」、旧版からの移行が容易に

 ウイングアーク1st株式会社は15日、帳票基盤ソリューション「SVF」の最新版「同 Ver.9.2 SP1」を、同日より出荷開始したと発表した。旧バージョンからの移行を支援する「SVF Migration Tool」が同梱されている。

 「SVF」は、帳票開発、運用、印刷、PDF出力、セキュリティなど帳票に関するさまざまな機能を提供する帳票基盤ソリューション。今回の新版では、SVFの旧バージョンから最新SVF へのバージョンアップへの移行を支援する「SVF Migration Tool」が新たに提供される。

 このツールでは、SVF関連製品のデータを最新版の形式に自動更新し、移行前と移行後の両環境において、印刷検証を自動で行ってくれる。自動で帳票の移行およびチェックが実施されるため、移行にかかる作業が軽減され、スムーズで確実なバージョンアップを行えるのがメリット。また最新版の環境に移行することにより、OSやハードウェア、プリンタなどで最新環境への対応が可能になるほか、タブレットからの利用に対応できるなど、業務への適応幅が広がるとしている。

 なおウイングアーク1stでは、SVFの旧バージョン(Ver.6.3/7.x/8.x)を利用中で、継続して保守サポート契約を締結しているユーザーに対して、Ver.9.2へ特別価格でバージョンアップできるキャンペーンを、2015年3月29日まで実施する。

石井 一志