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リコー、クラウド印刷受発注システム「RICOH TotalFlow Web to Print Service」

 株式会社リコーは5月13日、プリントオンデマンドの印刷ワークフローソリューション「TotalFlow」シリーズの新製品として、クラウドベースの印刷受発注システム「RICOH TotalFlow Web to Print Service」を発表した。5月23日発売で、価格はオープン。

 Web to Printは、Webブラウザーを介して印刷物を受発注する仕組み。利用企業は専用機器の導入や運用を行う必要がないため、短期間で導入可能で、導入時の初期費用も軽減できる。

 「RICOH TotalFlow Web to Print Service」では、印刷や製本をする拠点をあらかじめ複数登録しておくことで、印刷物ごとの内容に応じて、指定の拠点に印刷や制作の指示を出すことができる。

 自社では作成できない印刷の注文は、あらかじめ登録しておいた外注会社に依頼するなど社外との連携利用も可能で、Web上で印刷原稿のデータ、印刷指示内容、制作の進捗状況を共有できる。また、 印刷物の発注時に、発注者と受注者がWebを通じて制作の相談や見積の相談などが行えるコミュニケーション機能も装備。Web上での打ち合わせ資料などは、添付ファイル付で履歴が残せるため、確認ミスの低減も図れる。

 また、可変印刷や印刷設備管理といった機能をオプションで用意しており、必要な機能を必要なときに追加利用することもできる。

工藤 ひろえ