ニュース

リコーのペーパーレス会議システム、iOSに加えてWindows PCに対応

 株式会社リコーは19日、ペーパーレス会議「RICOH Smart Presenterシステム」の提供を開始した。

 専用サーバーを設置することで最大350台のタブレット端末を同時接続できるペーパーrす会議システム「RICOH Conference Center」と、iOSアプリ「RICOH Smart Presenter」で構成される。会議端末としてWindows PCが利用可能になるなど、いくつかの機能強化が図られている。

 「RICOH Conference Center」では、PCからサーバーに会議資料をアップロードすると自動でPDFに変換、iPad/iPhoneにダウンロードしてペーパーレス会議を行う。従来、会議端末としてはiPad/iPhoneのみ対応だったが、新たにWindows PCもサポート。普段業務で使用する環境そのままに、紙の資料で行う従来の会議からペーパーレス会議へスムーズに移行できるとする。

 そのほか強化ポイントとして、発表者の拡大・縮小操作が参加者の手元の画面やプロジェクタの画面表示にも連動するように。会議の資料として登録できる件数も50件に増えた(従来は10件)。また、ユーザーインターフェイスの言語として、従来からの日本語・英語のほか、中国語・ドイツ語・スペイン語・フランス語を追加し、海外拠点との会議でも利用しやすくなった。

 価格は「RICOH Conference Center」が10クライアントライセンス付きで30万円(税別)。「RICOH Smart Presenter」はApp Storeから無償でダウンロード可能。

川島 弘之