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ヤマハの新ポイントサービス「QooPo」が5月8日開始、日立Solが基盤を提供

QooPoの仕組み

 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は7日、ヤマハ株式会社が5月8日から開始する新O2Oサービス「QooPo」向けに、SaaS型ポイント管理サービス「PointInfinity」を提供すると発表した。

 昨今、スマートフォンの普及に伴い、インターネット上の情報や活動が実店舗での購買活動に影響を及ぼし、それを促進するためのO2Oマーケティング手法が注目されている。

 ヤマハが開始する「QooPo」もその一環で、顧客の来店を音波で認識してポイント付与/クーポン配布を行う来店促進サービスとなる。消費者はスマホに専用アプリをダウンロードし、端末のGPS情報から抽出されたQooPo対応店舗情報から選んで入店。店内に流れるINFOSOUNDを自動的に受信し、アプリに来店ポイントが付与される。来店ポイントはその場で使えるクーポンへ変換することや、たまったポイントを加盟店のギフトカード、各種ポイントに交換することが可能となる。

[1枚目のキャプション]

 日立Solは、O2Oマーケティングの1つであるポイントサービスにおいて、豊富なポイント管理機能を持つという「PointInfinity」を2011年3月9日より提供してきた。今回、ヤマハが開始する「QooPo」に同サービスを提供することで、会員情報の管理、ポイントの管理(付与/利用/紹介)、ポイントと電子マネー(楽天Edyやnanaco)の相互交換などを短期間、かつ少ない初期投資で始められるという。

(川島 弘之)