ニュース

日本HP、法人向けコンバーチブル型タブレット「HP EliteBook Revolve 810」

 日本ヒューレットパッカード株式会社(以下、日本HP)は8日、法人向けのコンバーチブル型タブレット「HP EliteBook Revolve 810」を5月下旬に発売すると発表した。HP Directplus価格は、15万5400円から。

「HP EliteBook Revolve 810」。直販価格は15万5400円から

 「HP EliteBook Revolve 810」はディスプレイ部を回転して折り畳めばタブレットになる、コンバーチブル型のタブレット。「パワフルなプロセッサ」「より大型のディスプレイ」「Windows 7サポート」といったユーザーからの要望を取り入れてデザインされた。

 OSはWindows 7 Professional(64bit)、Windows 8 Pro(64bit)から選択可能。CPUは、Intel Core i3 3227U、i5 3437Uから選択できる。4GBメモリー、128GB SSDを搭載。ディスプレイは400nit(1nit=1平方あたり1カンデラ)の高輝度タイプで11.6インチ(1366×768ドット)を採用。マルチタッチに対応する。

 法人用のため、セキュリティにも配慮。ハードウェア暗号化などを行うセキュリティチップTPM(Trusted Platform Module)1.2を内蔵するほか、HP Client Security(HP Protect Tools)に対応。セキュリティロックスロットも装備した。また紛失や盗難時に備え、日本HPが4年間のロック&ワイプ、位置検索を無償で提供する。

 また、USB 3.0ポートを2つ装備するが、うち1つはPCがどういう状態でも給電できるPowered USBポートとなっており、PCの電源がオフの時でも、スマートフォンなどへの給電が可能だ。

 Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/nに対応し、受信×2、送信×2のアンテナを内蔵。Bluetoothにも対応する。インターフェイスは、USB 3.0×1、PowerdUSB 3.0×1、DisplayPort 1.1×1、LAN(RJ45)×1、MicroSDスロット(SDXC対応)×1、ステレオヘッドフォンマイクコンボ×1、拡張ポート×1を装備。720p対応のWebカメラを内蔵する。

 センサーは、ジャイロセンサー、加速度センサー、デジタルコンパス、周辺光センサー、NFCリーダーを内蔵した。

 バッテリーは6セル44Whrを内蔵しており、8時間の連続使用ができる。本体サイズは、285×212×22mm(幅×奥行×厚)、重量1.40kg。

(工藤 ひろえ)