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ネオジャパン、月額400円台から利用できるクラウドグループウェア「desknet's クラウド」

AWSを基盤として採用、Web DBシステムなども提供

 株式会社ネオジャパンは7日、最新グループウェア「desknet's NEO」を中心としたビジネスアプリケーション「desknet'sシリーズ」のクラウドサービス版として、「desknet's クラウド」を同日より提供すると発表した。グループウェアの場合、利用規模にかかわらず、1ユーザーあたり月額400円(税別)から利用できる。

 「desknet's クラウド」は、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤を利用し、desknet's NEOを中心としたアプリケーションをクラウドサービスとして提供するもの。ユーザー数に応じたボリュームディスカウント制をあえて選択せず、大規模利用でも小規模利用でも同じ価格で利用できる点が特徴という。

 例えば、グループウェアのdesknet's NEOであれば1ユーザーあたり月額400円(税別)の価格で利用可能。オンプレミス環境と同様にdesknet's NEOの全機能が提供され、HTML5を全面採用した直感的なインターフェイスにより、スケジュールやメール、ワークフロー、文書管理など全25種類のアプリケーションを活用できるとした。

 またグループウェア以外では、Webデータベースシステム「desknet's DB」を1ユーザーあたり月額400円(税別)で提供。NTTPCコミュニケーションズの「WebARENA」を基盤とするクラウドメールサービス(1ユーザーあたり月額200円・税別)とともに、3種類のサービスをラインアップする。今後は、営業支援、CRM、大容量ファイル送受信などのサービスも順次提供する予定だ。

 なお、クラウドサービス利用時の障害となることが多いセキュリティ面についても配慮されており、SSLによる暗号化はもちろん、接続元IPアドレスによるアクセス制限、BASIC認証による認証強化などのセキュリティオプションを用意しているとのこと。

 ネオジャパンでは、2014年2月末までに1100社、6万ユーザーの販売を見込んでいる。

(石井 一志)