富士通四国システムズ、64ビット版Windows 7に対応した運用支援ソフト「瞬快」新版
瞬快 Ver.10のパッケージ |
株式会社富士通四国システムズは1日、PC環境の運用効率化を支援するソフト「瞬快」シリーズの新版として、「瞬快 Ver.10」を発表した。同日より販売を開始している。
瞬快は、PCの導入・展開・環境維持・変更・障害復旧といった運用管理にかかわるさまざまな作業を効率化するソフト。ファイルの追加/削除といった環境への変更が行われても、PCを再起動さえすれば、正常な環境へ瞬時に復元する「瞬間復元機能」を中核に、「瞬間復元機能」「資源配付機能」「ディスクイメージ配信機能」「リモート画面操作機能」「利用情報収集機能」「HDDの一斉消去機能」などを提供している。
新版では、Windows 7の64ビット版を新たにサポートしたほか、複数の拠点をまたいで構成される大規模ネットワークに対応し、管理をより効率化することができる。また、PC情報更新時にもメモリを利用する新技術によって、瞬間復元機能利用時のPC起動時間を約20%高速化。さらに、利用情報収集機能でPCにインストールされているソフトのライセンス数集計機能を追加したり、PCの所在と利用者を把握する棚卸し機能を追加したり、電源オン・オフやWindows Update連携などでスケジュール機能を利用できるようにしたり、といった強化も行われている。
ラインアップには、搭載する機能によってnami(並)、jyo(上)、tokujyo(特上)の3製品を用意している。価格は9500円(税別)から。