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クラウド型スマホ検証サービス「Remote TestKit」、OS設定画面の開放など新機能追加
(2015/11/30 16:59)
NTTレゾナント株式会社は30日、クラウド型スマートフォン検証サービス「Remote TestKit」において、OS設定画面の開放や、ドラック&ドロップによる画像の張り付け、テキスト入力などの新機能を追加した。
Remote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用ウェブサイトの検証をクラウド上で行える開発者支援サービス。利用者は実機を購入する必要がなく、クラウド上で約350機種以上のスマートフォン・タブレット端末の動作検証が可能で、複数の端末に自動でテストシナリオを実施する「自動テスト」機能などを備える。
新機能では、利用者からの要望が多かったOS設定画面の操作を開放。これまでは、検証端末のOS設定については一部の設定内容を閲覧のみできる状態だったが、「OS設定が理由で問題が起きているときの検証をしたい」「問題が起きたときの状態を再現するときに、必要な設定を確認したい」といった要望に応える形で、OS設定画面操作を開放した。機能は有償メニューとなり、利用料とは別に契約が必要となる。
また、検証中の端末のキャプチャー画面を、Officeなど他のアプリケーションにドラック&ドロップで張り付けられる機能を追加。カスタマーサポートの担当者と開発者の間で、端末状態のキャプチャー画像を使って正確に情報共有するといった利用方法が可能となる。
このほか、Remote TestKit上の試験端末にドラック&ドロップでテキストを入力できる機能を追加。長いURLなどを簡単に入力することができ、作業の効率化が図れるとしている。