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テクマトリックス、パロアルトの次世代FWでOffice 365への通信を自動制御するサービス

 テクマトリックス株式会社は25日、Microsoft Office 365宛ての通信を自動制御するサービス「Office 365トラフィック制御サービス」を提供すると発表した。パロアルトネットワークス株式会社の次世代ファイアウォールと、自社のクラウドサービス「テクマクラウドO365ソリューションfor Palo Alto」との連携により提供する。

 企業において、Office 365は利用したいが、セキュリティリスクとなるほかのWebメール、オフィス系サービス、外部ストレージなどの通信をブロックしたいといった場合、Office 365のURL/IPアドレスリストだけをファイアウォールやプロキシで許可することで、通信を制御できる。しかし、Microsoftから提供されるURL/IPアドレスリストは更新頻度が高いため、手動で更新・運用するのが難しいという点が課題だった。

 しかし「テクマクラウドO365ソリューションfor Palo Alto」では、Office 365のURL/IPアドレスリストをパロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールが識別できる形で提供しており、これを次世代ファイアウォールが許可する宛先として自動反映させることによって、Office 365通信制御の運用上の課題を解決できるという。

 サービスの価格は、年間48万円から。なおテクマトリックスでは、2017年度に100社への提供を目標としている。