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MSYSがウォッチガードと一次店契約を締結、UTM製品などを販売

 丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は13日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)と一次販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、ウォッチガードのUTM製品「Fireboxシリーズ」の販売を開始する。

 Fireboxシリーズは、ウイルス対策、VPN、IDS/IPS、メールセキュリティなど、さまざまなセキュリティ機能を統合して提供するUTM製品。組織の規模に応じて利用できる全11種類の物理アプライアンスを提供するほか、仮想アプライアンスの「Firebox Vシリーズ」もラインアップされている。

 また、ネットワーク/セキュリティを可視化し、分析・レポーティングに活用する「WatchGuard Dimension」、ゲートウェイや端末、インターネット上で発生している脅威を検知・分析し、スコア付けから総合判断を行い適切に対応する「Threat Detection and Response(TDR)」なども提供。プロアクティブなセキュリティ対策も可能にしているとのこと。

 MSYSは、オンプレミス、クラウドを問わず、企業の情報資産やネットワーク環境を狙ったサイバー攻撃への対策として、Fireboxシリーズを顧客に提案する考え。マネージドセキュリティサービス事業者(MSSP)を始めとした、今後サービス展開を見込んでいる販売パートナーとの連携も強化する。

 なお、通常のアプライアンス販売に加え、ウォッチガードから提供される利用時払いの月額課金サービス「Pay-By-Pointプログラム」も用意されており、初期投資を抑えたサービスも展開するとしている。