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ウォッチガード、クラウド管理型無線LANソリューション「WatchGuard Wi-Fi Cloud」を発表
2016年11月17日 13:27
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は17日、クラウド管理型の無線LANソリューション「WatchGuard Wi-Fi Cloud」およびクラウド対応のアクセスポイント「AP120」「AP320」の2製品を発表した。
WatchGuard Wi-Fi Cloudは、クラウドベースの無線LANアクセスポイント管理機能に加え、ヒートマップなどの無線LAN環境の分析、セキュリティ機能、顧客分析を可能とするマーケティングツールなどが含まれるサービス。
従来の無線ネットワーク管理ソリューションでは、近くのホットスポットや、正規の接続デバイスを悪意あるデバイスとして誤検知してしまうことが多いが、今回発表したウォッチガードの新アクセスポイントには、特許技術である独自のWIPSテクノロジーが採用されており、自動的に無線デバイスを承認済み/不正/外部デバイスに分類するこで、誤検出率を最小化する。
また、WIPSテクノロジーにより、ネットワーク上のワイヤレス端末を自動認識し、許可されていない接続を防止することや、接続されている端末の位置情報の正確な把握、柔軟な実装が可能になるとしている。
また、WIPSテクノロジーとネットワークセキュリティ機能を組み合わせることで、セキュアな無線LANを可能にする包括的かつ効果的なソリューションが実現すると説明。ウォッチガードのネットワークセキュリティアプライアンスを活用することで、すべての無線LANトラフィックに対して、アンチウイルス、IPS(不正侵入検知・防御)、ウェブフィルタリング、迷惑メール対策、アプリケーション制御、標的型攻撃対策、DLP(情報漏えい防止)、レピュテーションセキュリティなどの豊富なセキュリティ機能を適用でき、有線LANとの統合的な運用・管理も実現するとしている。
また、WatchGuard Wi-Fi Cloudでは、カスタマイズ可能なダッシュボードに顧客の動向や統計情報などを表示し、マーケティングに活用できる可視化データとして提供。モバイルエンゲージメント機能を活用することで、組織がSMSやMMS、ソーシャルネットワークなどにより、個々の顧客とダイレクトにカスタマイズされたコミュニケーションを実現できるとしている。