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NTT-ATとditが協業、両社の強みを生かしたセキュリティサービスを共同提供へ

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)と株式会社ディアイティ(dit)は12日、サイバーセキュリティ分野で協業すると発表した。両社では、それぞれが培ってきたネットワークセキュリティに対するノウハウをあわせ、より高度なセキュリティサービスを共同で提供するという。

 具体的には、脅威・脆弱性情報サイト開設、定期的なセキュリティ講座を含む、セキュリティ対策の担当者を支援するサービスを提供するほか、ユーザー企業のネットワーク、エンドポイントセキュリティを24時間365日体制で監視するサービス、「リモートフォレンジックセンター(仮称)」を開設し、マルウェア感染の有無のチェック、影響範囲や被害極小化を行うリモートフォレンジックサービスなどを用意する。

 例として、セキュリティに関するさまざまな情報提供や、セキュリティ担当者からの相談窓口を含めた“セキュリティ版駆け込み寺”を、会員制サービスとして9月より順次、サービスを開始する予定だ。

 両社では、今後3年間で協業による売上高30億円を目指すとしている。