キヤノンMJ、中小向けIT支援サービス「HOME」の新セキュリティサービス

　キヤノンマーケティングジャパン株式会社（以下、キヤノンMJ）は1日、中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」のサービスとして、新たなセキュリティユニットを採用したセキュリティパック「type-U2」を発表した。12月17日から提供開始する。

　「HOME」は、中小オフィス向けにキヤノンMJが提供しているIT支援サービス。今回はこの中のセキュリティサービスのラインアップに、「type-U2」を追加した。「type-U2」は月額サービス料金を抑えながら、ネットワーク下のIP端末30台までに対応するのが特徴。露Kasperskyのウイルス対策エンジンを採用し、ファイル交換ソフトの利用規制、HPアクセス制限、不正なWEBの検出、迷惑メールやウイルスの不正侵入、ネットワーク攻撃からのブロック性能を強化しているという。

　加えて、Webページから過去6カ月分のデータを確認できる「セキュリティレポート」を提供。ウイルス対策や迷惑メール（スパム）対策だけでなく、自社への攻撃回数、アクセス制限したサイトのURLなどの情報、脅威の全体傾向を確認可能とのこと。

　また今回採用した新セキュリティユニットは、ヒートシンク型アルミ筐体を採用したことで、高い放熱性と堅牢性を実現したほか、ファンレス設計により、騒音の発生や機器内へのほこりの侵入を防ぐとしている。

新セキュリティユニット

　なお、停電や不慮の事故によって設定情報が失われたとしても、新たに採用した付属のUSBツールを利用すれば、特別なITの知識がないユーザーでも初期状態に再設定可能とのことだ。

　費用は、初期導入時に必用なスターティングパックが27万8000円（税別）/個、月額費用が4400円（税別）で、1年の最低利用期間が設定されている。