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PFU、OCRソフト「DynaEyeシリーズ」のラインアップ拡充

カメラで運転免許証をスキャンする製品のWindows対応などを実施

 株式会社PFUは13日、業務用OCRソフトウェア「DynaEyeシリーズ」において、特定用途向けOCR製品のラインアップを拡充すると発表した。

 DynaEyeシリーズは、データエントリーの効率化や窓口業務における本人確認などの用途で利用される、業務用のOCRソフトウェア製品群。

 今回は、かざすだけで自動撮影を行え、本人確認業務での効率的なデータ入力を支援する「DynaEye 運転免許証カメラOCR」において、従来のAndroid/iOS対応製品に加え、Windowsタブレットでの撮影が可能な製品を提供開始する。また、撮影領域のガイドやタブレットのかざし方をアシストするためのメッセージが表示されるようになり、より簡単に使えるようになったとのこと。

 加えて、在留外国人が年々増加している現状から、本人確認書類として在留カードの活用ニーズが高まっていることを受け、在留カードに対応したOCR製品も2017年内に提供する予定。さらには、本人確認で健康保険証が利用されるケースも増えているため、「保険証OCR」をパートナー商品として取り扱いを開始する。

 一方で、領収書・レシートの記載内容をデータ化し、経費精算・旅費精算システムに取り込みたいというニーズに応えることを目的として、パートナー商品「領収書解析ライブラリ」「レシート解析ライブラリ」の取り扱いを開始するという。

 なお両製品では、スキャナ読み取りだけではなく、スマートデバイスのカメラで撮影した画像からも「日付」「合計金額」など、経費精算に必要な項目をデータ化できる。