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アライドテレシスとウォッチガード、SDN技術と次世代FWを利用したセキュリティソリューション

 アライドテレシス株式会社とウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は5月31日、SDNによるネットワークセキュリティの強化ソリューションを提供すると発表した。アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、ウォッチガードのUTMアプライアンス「Fireboxシリーズ」の連携により実現するという。

 ウォッチガードが提供するFireboxシリーズは、ファイアウォールやVPN、IPSなどの機能を中心に、さまざまなセキュリティ機能を統合したアプライアンス。

 一方、アライドテレシスのSESは、SDN技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数/コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。すでに、IT資産管理システム、ネットワーク脅威検知システムなどとの連携を行っているが、今回は、プロキシ経由の構成でもクライアントの送信元IPアドレスを特定通知することができるFireboxシリーズ(Fireware OS 11.12 以降)と連携する。

 この連携により、Fireboxシリーズが持つウイルス対策(GatewayAntiVirus)、レピュテーションセキュリティ(Reputation Enabled Defense)、URLフィルタリング(Web Blocker)、標的型攻撃対策(APT Blocker)などで検出した感染端末の通信を、エッジスイッチで遮断・隔離し、拡散防止するといった情報漏えい対策ソリューションを提供できるとした。

 両社では、7月までのサービス提供を目指して共同で開発検証を行っていく。