アライドテレシスとバラクーダ、SDNによるネットワークセキュリティの強化ソリューションで連携

　アライドテレシス株式会社とバラクーダネットワークスジャパン株式会社（以下、バラクーダ）は23日、両社の製品を連携し、SDNによるネットワークセキュリティの強化ソリューションを提供していくと発表した。

　ソリューションでは、アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN（SES）」と、バラクーダの次世代ファイアウォール製品「Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ」とを連携する。

　Barracuda NextGen Firewall Fシリーズは、次世代ファイアウォール機能によるセキュリティ確保に加え、ユーザー識別とアプリケーション可視化により、ビジネスクリティカルなトラフィックに対して最適なネットワークパスを提供する。さらに、分散ネットワーク全体の効率的スケーラビリティにより、WAN統合最適化とBarracuda NextGen Firewall Control Centerによる中央管理で、マルチサイトのセキュリティを包括的に保護する。

　Secure Enterprise SDN（SES）は、SDN/OpenFlow技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携／連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数／コストの削減、セキュリティの強化を実現する。

　SESはすでに、企業向け人事システム、IT資産管理システム、ネットワーク脅威検知システムと連携しているが、新たにBarracuda NextGen Firewall Fシリーズとの連携により、ファイアウォール機能であるATD（Advanced Threat Detection）機能や、IPSなどにて検出しブロックした被疑端末の通信をエッジスイッチにて遮断／隔離し、拡散防止をするといった情報漏洩ソリューションを提供する。