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NTT-ATとNTTテクノクロスが提携、コンタクトセンター向けチャット機能を提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)とNTTテクノクロス株式会社は30日、コンタクトセンター向けチャット機能の提供で協業すると発表した。

 NTT-ATでは、コールセンター向けソリューション「MatchContactSolution」を提供しているが、チャットでの応対ニーズが増えていることから、NTTテクノクロスが提供中のチャットサポートシステム「Remote Attend」をラインアップに追加。代理店として、既存顧客への追加提案を行うほか、新規顧客にも積極的に展開するという。

 一方のNTTテクノクロスは、営業活動において、MatchContactSolutionを積極的に紹介するとのこと。

 Remote Attendの価格(税別)は、複数企業で環境を共有利用するプラン「Remote Attend SaaS for Business」が初期費用12万円から、年間利用料8万2000円/席。クラウド環境の一部分の領域を専用利用するプラン「Remote Attend SaaS for Enterprise」が初期費用85万円から、年間利用料20万円/席。

 なおNTT-ATは今後、「MatchContactSolution」利用ユーザーのニーズなどを把握したうえで、電話・メール対応との連携や、1人のコミュニケーターが一度に電話もメールもチャットも対応可能な画面の開発、コミュニケーターに適切なFAQを推奨することができるFAQ連携、AIとの連携などを視野に、MatchContactSolutionとRemote Attendのシステム連携を目指す。

MatchContactSolutionの適用範囲