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住友電工情報システム、ExcelライクなUIを実現する「楽々Framework3」のオプション

グレープシティの表計算ウィジェット「SpreadJS」を採用

 住友電工情報システム株式会社は8日、部品組み立て型開発基盤「楽々Framework3」のオプションとして、グレープシティ株式会社が提供する「SpreadJS」の機能を組み込んだ製品を販売開始すると発表した。

 楽々Framework3は、ソフトウェア部品を組み立てて効率的に業務システムを構築する「部品組み立て型開発」方式を採用したWebアプリケーション開発基盤。システム設計から保守段階まで、広範囲にわたって品質や生産性の向上、コスト削減を実現できる点が特徴という。

 今回この製品において、グレープシティのExcelライクなHTML5表計算ウィジェットであるSpreadJS 9Jの機能を組み込んだ新オプションを、新たに製品化した。このオプションにより、画面全体または一部を、表計算ソフトのスプレッドシートのようなインターフェイスにできるため、操作性が大幅に向上するとのこと。

 例えば、データベース情報の一覧表示画面をこのオプションで作成すると、普段Excelで使用しているSUMやAVERAGEなどの関数や四則演算の式を追加入力して集計することができる。また、フィルタやソートといった機能により、目的のデータを瞬時に絞り込んで表示することも可能。入力時には、ブラウザ画面上のセル範囲を指定してのコピー&ペースト、ローカルのExcelで記述した内容をコピーしてブラウザ画面上にペースト、といったことも行えるとしている。

 さらに、スプレッドシート形式でデータをサーバー上に保存でき、この場合は、ブラウザから直接スプレッドシートを更新することも可能とした。