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富士通九州システムサービス、福岡の本社オフィス内に共創実践の場「Qube」を開設
2017年4月17日 15:26
株式会社富士通九州システムサービスは17日、社員による共創実践の場「Qube」を、同日付で福岡市(博多区東比恵)の本社オフィスに開設したと発表した。
富士通九州システムサービスでは、顧客との共創による新たな価値創出に向け、これまでも産学連携や先進企業とのオープンイノベーション、イノベーティブなビジネスの創出などに取り組んできたという。
今回はさらに、変化の激しい時代に対応すべく、ロボット、IoTとAIなどを融合させた新たなデジタルサービスの発掘を迅速に行い、アイデアをいち早く「形」にすることで、広く社会問題の解決に寄与するとした。また、社員一人ひとりが「エンジニア」として、技術と技術、人と人をつなぎ、付加価値の高いサービスを創出することが可能になるとのこと。
具体的には、3Dスキャナ、3Dプリンタ、Co2レーザーカッターなどが用意されており、社員自らが実際に「モノづくり」に触れることで、イノベーションの創出を支援すると説明。活用の仕方として、「人感センサーを用いて、会議室の利用状況を可視化するアプリケーションのプロトタイプを作る」「ロボットと音声認識APIをつないで、チャットボットを作ってみる」といった例を挙げた。
なお、富士通株式会社の事業所の一つである、富士通ソリューションスクエア(東京・大田区蒲田)内にある共創実践のための場「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」(以下、PLY)とも連携。PLYで顧客と創出したアイデアのプロトタイプをQubeで制作したり、Qubeで開発したソリューションをもとにした活用ワークショップをPLYで開催したり、といった取り組みが可能としている。