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クオリティア、自治体向けメール無害化製品を企業向け標的型メール攻撃対策として提供へ
2017年3月7日 12:28
株式会社クオリティアは7日、主に地方自治体向けに提供してきたメール無害化ソリューション「Active! zone」に新機能を追加し、標的型メール攻撃対策ソリューションとして、6月末よりエンタープライズ向けに提供すると発表した。
Active! zoneをはじめとするクオリティアの無害化ソリューションは、「自治体情報システム強靭性向上モデル」を支援するソリューションとして、2017年2月末時点で35都道府県内の自治体に導入されているという。
クオリティアでは新たに、標的型メール攻撃に対抗するソリューションとしてActive! zoneを機能強化し、エンタープライズ向けの提供を6月末より開始することにした。
Active! zoneでは、1)マクロの除去、2)添付ファイルの画像化、3)添付ファイル分離/ダウンロード、4)送信元の国名表示、5)HTMLメールのテキスト化、6)受信メールのduplicateといった、主に6つの機能を提供している。
3)では、受信した添付ファイルをメール本文と切り離してActive! zone上に一度格納し、添付ファイルを画像表示して、ユーザー自身が確認することにより、正当なファイルであるかどうかを判断させる。またZIPパスワード付きファイルはActive! zone上で解凍でき、さらに読み取りパスワード解除にも対応する利便性を備えているとのこと。
また4)では、受信したメールがどこの国を経由して届いたメールなのかを国旗を使って表示することで、ITリテラシーの高くないユーザーにも気付きを与え、感染のリスクを軽減するとした。