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CTCとブレインパッド、「SAP BusinessObjects Predictive Analytics」を活用したデータ分析プラットフォームを共同で提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)と株式会社ブレインパッドは1日、SAPジャパン株式会社の予測分析ソフトウェア「SAP BusinessObjects Predictive Analytics」を活用した、データ分析プラットフォームの提供を開始した。

 データ分析プラットフォームの基盤には、CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を使用。ブレインパッドが、SAP BusinessObjects Predictive Analyticを用いたデータ分析のコンサルティングや導入、運用支援などのサービスを提供する。

 SAP BusinessObjects Predictive Analyticsは、企業の最適な意思決定のために、ビッグデータやIoT、企業の業務データなどの隠れた傾向やパターンを明らかにして、予測分析を行うソフトウェア。機械学習を活用した分析の自動化や予測のスコアリングによる分析の高度化により、ビジネスや顧客についての素早い洞察や判断を可能にする。ブレインパッドでは、10年超にわたって、SAP BusinessObjects Predictive Analyticsを金融、流通業などを中心に多くの企業に提供してきた実績がある。

 CTCが提供する基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」は、SAPソリューションをはじめとする基幹系システムに特化したIaaSで、パフォーマンスに対する保証、高セキュリティ、実使用量による従量課金が特徴。SAPジャパンのインメモリ型のミドルウェア「SAP HANA」と親和性の高い、米VirtustreamのIaaS技術をベースにし、CUVICmc2上のSAP HANAを分析データベースとして活用することで、より高速な分析を実現する。

 CTCとブレインパッドでは、基幹データなどの分析結果をビジネスに活用したいと考える製造や金融、小売などの企業を中心にサービスを提供し、初年度で20社の受注を目指す。