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IoT導入は製造業が最多、選定時のポイントはコストと多様なニーズに対応する総合力~MM総研調査

 株式会社MM総研は24日、国内企業9242社を対象として2016年11月にインターネットでアンケートした「IoT導入状況調査」の結果を発表した。

 IoT導入企業は1109社(12.0%)で、2015年11月調査から1.1ポイント増加した。導入検討企業は23.9%で、同4.6ポイントの増。導入企業を業種別に見ると、「製造業」が40.6%と最多。「情報通信業」(13.1%)、「サービス業」(9.3%)が続いた。これについてMM総研では、製造業における生産効率や製品品質の向上への取り組みや、情報通信業における情報通信機器のメンテナンス・保守業務への取り組みと、IoTとの親和性が高いことを理由として挙げている。

 さらに2017年には、生産プロセス全体の最適化や、メンテナンス・保守業務の効率化に加えて、人材配置の最適化、顧客行動の分析などにおけるIoT利用など、さまざまな業種での導入が期待されるとしている。

IoT導入企業における業種割合

 IoTの導入・導入検討企業に、IoTプラットフォームサービスの選定時に重視するポイントを聞いたところ、「運用コスト」(31.6%)が最多で、「信頼性・可用性・保守性・保全性/完全性・機密性」(26.7%)、「セキュリティ」(26.6%)が続いた。

 選択肢の上位10項目が15%以上の回答を得たことから、MM総研では、IoTサービスの導入にあたっては、上記の3点に加え、サポート力、システム開発力、システム性能や分析力など、顧客企業が求めるさまざまなニーズに対応できる「総合力」が重視されるとして、サービス提供者には、多様なサービス機能およびソリューションを提供できる体制作りが不可欠であるとしている。

IoTプラットフォームサービスを選定する際に重視するポイント