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Microsoft、CBBでWindows 10初期バージョンのサポートを3月26日に終了

 Windows 10では、アップデート提供モデルが大きく変更されており、まだ完全に周知されているとは言えない段階だが、主に企業向けのアップデート提供モデル「Current Branch for Business(CBB)」において、Windows 10の初期バージョンである「version 1507」のサポートが3月26日で終了する。米Microsoftが19日(米国時間)、TechNet Blogで告知した。

 Windows 10では、アップデート提供モデルとして、主にコンシューマ向けのCurrent Branch(CB)、主に企業向けのCBBの2つを用意している。企業向けのCBBは最新の2世代がサポート対象になり、更新プログラムが提供されるが、Windows 10のリリース後、November Update(version 1511)とAniversary Update(version 1607)の2つのアップデートがすでにCBBとして提供されているため、告知されている規定通り、version 1507への更新プログラム提供が3月26日(米国時間)に終了されることになる。

 従って、CBBユーザーが継続して更新プログラムの提供を受けるには、サポート対象のいずれか(November Update/Aniversary Update)にバージョンを上げる必要がある。

 なお企業向けとしては、アップデートをひんぱんに行わない「Long Term Servicing Branch(LTSB)」というアップデート提供モデルも用意されており、こちらは最大10年間のサポート期間が設定されているため、今回の影響は受けない。