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アプレッソとテラスカイ、クラウド型データインテグレーションサービス「DataSpider Cloud」を共同開発

 株式会社アプレッソと株式会社テラスカイは8日、アプレッソのデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」をベースにしたクラウド型データインテグレーションサービス(iPaaS)として、「DataSpider Cloud」を共同開発したと発表した。2017年1月22日よりサービス提供を開始する。

 「DataSpider Cloud」は、さまざまなシステム間の連携を実現するクラウド型データインテグレーションサービス。AWSやSalesforce、kintone、Microsoft Azure、Googleなど、さまざまなクラウドサービスと社内システムの迅速な連携に対応する。

 利用にあたっては、コーディングは不要で、GUIを用いたドラッグ&ドロップによるデータ処理アイコンの配置とフロー定義が可能。GUIで設定されたスクリプトはJavaプログラムに自動変換して実行するため、Javaによる開発と遜色(そんしょく)のない、高い性能を実現するとした。

 また、アプレッソ独自のThundebus技術により、VPN不要でセキュアにオンプレミスのシステムと連携可能。さらに100%日本製のため、半角カナ、西暦、和暦の変換など、細やかなデータの加工にも対応している。

 価格(税別)は、初期費用が60万円、月額費用が12万円から。またデータ転送量に応じた従量課金が必要となり、月間100GBを超えたデータ転送量に対して、100GBごとに5000円が課金される。