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サーバーワークスのAWS運用自動化サービス、AWS上のWindows Updateを自動化可能に

 株式会社サーバーワークスは8日、Amazon Web Services(AWS)の運用自動化サービス「Cloud Automator」に、AWS上のWindows Server環境でWindows Updateを自動化する新機能を追加すると発表した。

 Cloud Automatorは、「ジョブ自動化」「構成レビュー自動化」の大きく2つの機能ラインアップで提供されている、AWSの運用自動化サービス。AWSの採用企業が増える中で、Windows Serverの管理、特にWindows Update関連の運用負荷軽減に対するニーズが高かったことから、今回、AWS上のWindows Server環境に対して自動的にアップデートを適用できるよう、機能を強化したという。

 一般的に、複数台のWindows ServerのWindows Updateを管理する場合、Windows Server Update Services(WSUS)を利用するケースが多いが、この新機能を利用すると、WSUSサーバーがない環境であっても、指定したスケジュールやHTTPリクエストなどをトリガーとして、複数のWindows Serverに対してWindows Updateを実行可能とした。

 Cloud AutomatorはWindows Updateをはじめとするアクションを、タグ別に指定して実行できるため、サーバーワークスでは、最初は開発環境だけでWindows Updateを実行しアプリケーションの動作チェックを行ってから、本番環境にあらためてWindows Updateを実行する、というオペレーションを実現できるとしている。

 なお、Windows Updateアクションの実行には、対象となるインスタンスにEC2Configサービスのインストールが必要になる。

Cloud Automatorの画面イメージ