サーバーワークス、RescaleのHPCクラウドへの閉域網接続と運用をパッケージにした「HPC Gateway for ScaleX」

　株式会社サーバーワークスは21日、米Rescaleが提供するクラウドHPCシミュレーションプラットフォーム「ScaleX」への閉域網接続および運用をパッケージにした「HPC Gateway for ScaleX」の提供を開始した。

　Rescaleは、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）およびシミュレーションを実行するためのクラウドプラットフォームを提供する企業。サーバーワークスでは、特に製造業向けクラウドサービスの強化のため、Rescaleの日本法人であるRescale Japanと提携し、ScaleXに対応した「HPC Gateway for ScaleX」の提供を開始した。

　HPC Gateway for ScaleXは、ScaleXと企業環境間の閉域網経由接続の構築と運用をパッケージにしたソリューション。企業が持つシステム環境の変更を伴わずに、容易にScaleXへの安全な接続を可能にし、導入コストと運用に掛かる手間の削減を実現する。

　サービスの価格は、初期費用が38万円から、月額運用費用が3万円から。サーバーワークスでは、2020年末までに300社のユーザー契約を目標とする。