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グレープシティ、SalesforceにExcelライクなUIを提供する「Spreadsheet for Salesforce」

 グレープシティ株式会社は7日、Salesforce向けソリューション群「GrapeCity for Salesforce」の第2弾として、SalesforceにExcelライクなユーザーインターフェイス(UI)を提供するAppExchangeアプリ「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」(以下、GrapeCity Spreadsheet)を発表した。

 GrapeCity Spreadsheetは、SalesforceのデータをExcelのような一覧形式で参照したり編集したりできるAppExchangeアプリ。慣れ親しんだExcelに近い操作性が提供され、標準機能で作成するビューよりも使いやすいため、業務担当者は従来より作業効率を上げられるという。

 具体的には、取引先、取引先責任者、リードといったSalesforceのオブジェクトに対して、複数のビューを簡単に作成可能。1つのオブジェクトに対して複数のビューを作成できるため、ビューを切り替えながら作業をすることで、現場の仕事効率を高められるとした。

 ビューの作成方法は、自分の作業に必要な項目を選ぶだけで、作成されたビューはExcelのようにデータをソートしたりフィルタリングしたりでき、グループ化や条件付き書式の設定にも対応する。表示だけでなく、新規登録やデータの一括編集も行えるほか、Excelから直接、データをコピー&ペーストすることもできる。

 キー操作についても、「F2」キーでセルを編集モードにしたり、「Ctrl+C」「Ctrl+V」といったショートカットを利用したりできるため、データの編集を効率よく行えるとした。

Excelからのデータのコピー&ペーストに対応

 さらに、Salesforceと完全に統合されているので、プラグインなどのソフトウェアは一切不要。Windows、macOSで動作するWebブラウザだけで、すべての操作を行える。また、SNS機能のChatterにも対応しており、新規ToDoの登録や行動履歴などのChatterフィードも、GrapeCity Spreadsheet上で利用できる。

 なお、データベースのテーブル設定やデータチェック機能はすべてSalesforceを継承しているため、不正なデータは入力不能とした。

 利用料金は、1ユーザーあたり月額1500円(税別)。最低10ユーザーから契約でき、1年単位で自動更新となる。

 なおグレープシティではこの製品の発売を記念し、2017年3月末まで2つのキャンペーンを開始する。1つ目の「2ユーザーずーっと無料キャンペーン」は、2ユーザー分の月額利用料を永続的に無料にするもので、更新時にも料金はかからない。一方の「全ユーザーずーっと33%OFFキャンペーン」は、全ユーザーの月額利用料を永続的に33%割り引き、月額1500円を月額1000円とする(更新時も割引を適用)。両キャンペーンは併用も可能とのこと。