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グレープシティ、Salesforce向けコンポーネントを提供開始

第1弾はバーコードコンポーネント、Excelライクなスプレッドシートの提供も予定

 グレープシティ株式会社は16日、Salesforceの開発プラットフォーム「App Cloud」で利用できるコンポーネントや、「Sales Cloud」などSalesforceの各種サービスで利用できるソフトウェアを、「GrapeCity for Salesforce」として順次提供していくと発表した。

 第1弾としては、「Visualforce」「Lightning」双方のフレームワークでバーコード生成機能を実装できる「GrapeCity Barcode for Salesforce」をリリースした。AppExchangeで販売を開始しており、月額利用料は1ユーザーあたり900円。

 取引先や商品、リードといったSalesforceで管理されているさまざまなデータをバーコード化し、VisualforceおよびLightning上に生成できるコンポーネントで、バーコードの高さや横幅、値などの要素を指定するだけで、PNGまたはSVGのシンボルを生成する。また、Salesforce1アプリケーションにバーコードの読み取り機能を実装することもできる。

GrapeCity Barcode for Salesforce

 また、2016年中にはExcelの操作性をそのままSalesforceプラットフォーム上で再現できるスプレッドシートもリリースする予定。グレープシティでは、.NET Framework用のスプレッドシートとして「SPREAD」を提供しており、この技術を転用することで、Salesforceプラットフォーム上にExcelと類似した操作性を実装できる開発用コンポーネントや、アプリケーションをリリースするとしている。

Excelライクな操作性のスプレッドシートを提供予定(画像は現在、開発中の画面)

三柳 英樹