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NTT Com、オフィススペースを併設した「東京第9データセンター」を提供開始

「東京第9データセンター」のイメージ

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は1日、新たなデータセンターとして、オフィス専用スペースを併設する「東京第9データセンター」の提供を開始した。

 東京第9データセンターは、地上7階建てのデータセンター専用施設で、サーバールーム面積約1400平方メートル(400ラック相当)を提供。東京駅から約6km(東京都江東区)に位置し、大手町駅から電車と徒歩では約35分、首都高速道路の出口にも至近で、交通機関が止まるなど災害や事故の際にも、都心の拠点から徒歩で駆け付けることができる。

 オフィススペースも併設し、「BCP用オフィス」「設備監視ルーム」「コールセンター」など、各種用途に使える約200~900平方メートルの大小さまざまなスペースが利用可能。オフィススペースでは、非常用発電装置を備えたバックアップ電源により災害時でも業務継続が可能で、小規模なBCP用途として1席から利用できる「BCPデスク」も提供する。

 データセンターには異なる2ルートで光ファイバーが引き込まれており、複数のキャリアネットワ-クを冗長化して利用可能。NTT Comの伝送設備も設置しているため、「スーパーOCN」「Arcstar Universal One」などNTT Comのネットワークサービスを利用できる。

 また、館内には深夜作業時に休憩できる予約制の「仮眠室」や、リフレッシュのための「シャワールーム」「フィットネスルーム」、昼食・夕食を提供する「食堂」「喫茶コーナー」、さらに「銀行ATM」など、各種施設を備えている。