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ジャストシステム、ノンプログラミングWeb DB新版「UnitBase 4.0」

複数のDB情報をまとめて表示・編集可能に

 株式会社ジャストシステムは、ドラッグ&ドロップで誰でもWebベースの業務システムを構築できるノンプログラミングWebデータベース(DB)ソフト「UnitBase 4.0」を9月27日に発売する。

 UnitBaseは、専門知識がなくてもドラッグ&ドロップの簡単操作で、顧客管理、問い合わせ管理、案件管理といったさまざまなWeb DBを構築できるソフト。

 新版では、業務の手順やノウハウを「アクション」として可視化し、利用するユーザーの立場に合わせたメニューを用意できるようになった。ホーム画面にさまざまな機能に直接アクセスできるナビゲーションを配置し、利用するユーザーごとに業務で必要な作業をまとめ、やりたいことにすぐに取りかかれる業務メニューを用意できる。例えば、営業担当者なら商談の報告や担当案件の状況確認をワンクリックですぐに実行でき、営業マネージャなら担当別やグループ別、商品別といった売上の集計を切り替えながら容易に把握できるという。

 また、複数のDBの情報をまとめて表示・編集できる「リレーションパネル」を搭載。参照しているレコードに関連するレコードをほかのDBから自動的に検索してあわせて表示。複数のDBに情報が散在していても必要な情報を同時に確認し、追加・編集できる。例えば、ある顧客データを確認しながら、その顧客の過去の購入履歴、問い合わせ状況、契約情報などを同時に扱えるという。

 従来から搭載していた「決済データベース」機能に、新星の差し戻しや決裁者が承認・却下時に編集できる機能、決裁者に代わりあらかじめ設定した代理者が承認・却下を行える機能も搭載。さらに「帳票出力機能」と連動し、稟議(りんぎ)完了した際に指定したExcel形式のフォーマットに決裁データを出力し、メールで関係者に自動送信することも可能。UnitBaseだけで本格的な決裁フローを構築できるという。

 今回、ラインアップも追加。多くの人がさまざまな用途でUnitBaseを活用したい場合に最適な「同時ログインプラン」を、5ユーザーから購入可能とした。価格は98万円(税別)、年間保守料は19万6000円(同)。

川島 弘之