ニュース

NECネクサ、OBCの「奉行i10シリーズ」をSaaS型で提供する基幹業務サービス

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は5日、クラウド型基幹業務サービス「基幹業務SaaS by 奉行i10」を販売開始すると発表した。

 このサービスは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)のERPパッケージ「奉行i10シリーズ」を、NECネクサの堅牢なクラウド基盤から提供するもの。SaaS型のため導入時のソフトウェア購入やインストール作業が不要で、契約後最短1カ月の短期間でサービスを利用開始できるという。

 また、必要な機能を必要な人数分だけ月額固定料金で利用可能なほか、ユーザー側でのソフトウェアのバージョンアップや法改正対応、障害対応といった作業は必要なく、クラウド利用時のネットワーク暗号化も行われていることから、BCP対策や専任システム担当者がいない企業でも安心して利用できるとした。

 なお、Microsoft ExcelやOMSS+業務サービスなど、他ソリューションとのデータ連携も対応しているため、業務の生産性向上や効率化を実現するとしている。

 価格は利用する製品によって異なるが、勘定奉行、3ユーザーIDの場合で月額9万3000円(税別)から。NECネクサでは、今後3年間で300社への販売を目指している。