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サイバートラスト、IoT向けの電子認証サービスを開始
2016年9月30日 16:16
サイバートラスト株式会社は30日、電子認証サービス 「セキュアIoTプラットフォーム」を発表した。公開鍵基盤による真正性の確認、暗号化による機密性の確保など、IoTネットワークに必要な各種認証サービスからコンサルティングまでを一体的に提供する。年内をめどにトライアルキットの販売を計画中。
今後普及が見込まれるIoTだが、セキュリティについてはシステムごとにさまざまな実装がなされるため、相互接続によるビッグデータの活用にはコスト面などで課題があるとされる。
今回発表された「セキュアIoTプラットフォーム」では、IoTに必要となるセキュリティ機能を一体的に提供するのが狙い。デバイスが持ち去られるといったIoT特有の事情も考慮し、多角的な認証、暗号化、電子証明などを組み合わることで、セキュリティを確保するという。
なおサイバートラストでは、サービス正式提供に先立って実証プロジェクトを進めており、この環境をもとにしたトライアルキットを販売する計画。まずはGPSを活用したリアルタイムモニタリングの機能を提供する予定で、イベントにおけるスタッフ配置、配達業務における荷物の位置情報収集などに活用できるとしている。
