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SBTなど4社、セキュアIoTプラットフォームの構築に向けた共同事業を開始

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)、エナジー・ソリューションズ株式会社、サイバートラスト株式会社、株式会社ユビキタスの4社は29日、セキュアIoTプラットフォームの開発・構築およびサービス化を共同で実施すると発表した。

 4社はすでに、ソーラーモジュールなどの検査対象物をカメラを搭載したドローンを用いて検査する検査システムおよび検査方法に関する特許を出願し、セキュアIoTプラットフォーム共同事業の第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの提供に向けて開発を進めている。

 4社では、IoTによるビッグデータが、新しいビジネスや社会基盤に活用されることが確実視される中、膨大な機器との接続や、収集するデータや利用するサービスについてのセキュリティやプライバシーがより大きな課題になるとして、「セキュアIoTプラットフォーム」を共同で提供することを目標に協業を推進する。

 ドローンを活用した「ソーラーモジュール検査サービス」の事業化を通じて、IoTデバイスを対象としたセキュアな通信、デバイス制御、データ収集/解析や、機器のセキュアな運用をクラウド基盤上で実現するプラットフォームの構築を目指し、共同で必要な技術開発やサービス提供を進める。

三柳 英樹