ニュース

罫線で区切られていない手書き文字も認識、パナソニック「帳票OCR Ver.8」発売

「帳票OCR Ver.8」のメイン画面

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は9日、業務用ソフトウェア「帳票OCR Ver.8」を発表した。クライアント版の基本価格は39万8000円(税別)で、10月4日発売予定。対応OSは Windows 10/8.1/8/7/Vista。

 注文書や勤怠管理表など、さまざまな書類をスキャンしてOCR処理するためのソフトウェア。従来のバージョンでは、あらかじめ罫線で区切られた手書き文字の認識は可能だったが、今回発表のVer.8で改善。「罫線で区切られていない、1行の手書き文字」についても処理できるようになった。

 このほか、ディープラーニング技術を活用して手書き文字(数字)の認識精度を向上させたほか、マスターデータによる突き合わせチェック機能を新たに搭載した。

罫線で区切られていない手書き文字(1行)もテキストとして認識できるようになった