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パナソニック ソリューションテクノロジー、Pepperを活用した業務支援ソリューション

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は8日、人型コミュニケーションロボット「Pepper」を活用したロボティクス・ソリューションの受注を開始した。店舗・オフィス・集客施設などの要望に応じ、Pepperを主軸とする業務支援システムの開発受託および運用サポートを行う。

 Pepperの発売元であるソフトバンクロボティクス株式会社によれば、Pepperの累計出荷台数は1万台を突破。法人向けモデルについては小売店やショールーム、金融機関での接客業務などに利用されている。

 パナソニック ソリューションテクノロジーでは、開発者向けプログラムである「ロボアプリパートナー(Basic)」の認証を取得しており、顧客のニーズに合わせたPepper活用型システムを構築できるとしている。

 開発ではパナソニックのグループ力を活かす。受付で差し出された名刺をOCR処理し、データベースと照合して担当者を自動で呼び出したり、顔認識技術で判別した来店者属性に応じて接客パターンを変えるといったことが可能という。

 ソリューションには、「Pepper for Biz」の36カ月レンタル契約、要件に応じたアプリ開発などが含まれる。また、パナソニック側でシステム稼働保証を独自に行う。2016年度の販売目標は50セット。

システム開発イメージ