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カスペルスキー、軽量エージェントとセキュリティ仮想マシンを用いた仮想環境向けマルウェア対策製品

 株式会社カスペルスキーは24日、仮想化環境向けセキュリティ製品「Kaspersky Security for Virtualization 3.0 Light Agent Service Pack1」を販売開始すると発表した。

 この製品は、仮想サーバーや仮想デスクトップ環境(VDI)のパフォーマンスを損なわずにセキュリティ機能を提供するソフトウェア。軽量でシステムリソースの消費を最小限に抑えたソフトウェアエージェント「Light Agent」と、セキュリティ仮想マシン(SVM)で構成される。

 定義データベースの更新はSVMにのみ行われるので、マルウェア対策製品に起こりがちなアップデートストーム/スキャンストームの発生を防ぎ、パフォーマンスの低下を抑制。また、SVMの定義データベースは常に最新版に更新されることから、仮想マシン間で定義データベースに差異が生じる「インスタント・オン・ギャップ」が解消し、仮想マシンを最新の保護状態に保てるとした。

 さらに、搭載するセルフモニタリング機能により、SVMに障害が発生した場合はプロセスの自動再起動やほかのハイパーバイザー上で稼働中のSVMに接続先を自動変更する、といった耐障害性を備えており、仮想化環境の利用者に高いサービスレベルを提供できる点も特徴とのこと。

 加えて、仮想マシンは一元管理ツール「Kaspersky Security Center」の管理対象となるため、複数のハイパーバイザーに対してSVMの同時導入や一貫したセキュリティポリシーの適用など、運用の効率化によるシステム管理者の負荷軽減が可能になるとしている。

 価格は、最小構成(1CPU)で年間16万円(税別)から。仮想環境はVMware vSphereに対応し、11月以降にMicrosoft Hyper-Vをサポートする予定だ。