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NECプラットフォームズ、外食業向けの店舗POS稼働監視サービス
2016年8月22日 14:01
NECプラットフォームズ株式会社は22日、外食業の店舗・本部向けトータルパッケージ「FoodFrontia(フードフロンティア)」において、トラブルや故障の予見・回避を実現する「稼働監視サービス」を提供すると発表した。
「稼働監視サービス」は、NECプラットフォームズの監視センターとユーザー企業のシステムをネットワークでつなぎ、トラブルや故障の予見、回避を実現するもの。店舗のPOSや周辺機器の通電時間、キャッシュドロアのオープン回数などを監視する「寿命監視」によって故障する前に部品交換などを行い、運用中のトラブルを未然に防止する。また、メモリやディスクのリソース、イベントログといった項目をデバイス単位で監視する「稼働監視」により、異常発生をいち早くセンターが感知して即時に対処するという。
さらに、POSのマスタデータを毎月1回、自動でクラウドサーバーにバックアップする「マスタデータ定期バックアップサービス」、各種ファイルの全店舗一斉配信や特定データの収集を行う「ファイル集配信サービス」をオプションとして用意した。これにより、万一のマスタデータ破損や消失への備え、新店におけるシステム増設時のスムーズな展開、各店舗のPOS設定情報などの一斉収集が可能になるため、本部のシステム管理業務を効率化するとしている。
なお、監視センターで取得した各種情報は、専門スタッフの判断を経て、担当営業やSE、保守部門へ通知され、スピーディな予防保守や復旧作業と連携。ウイルス対策ソフトウェア「SolidProtect」、ウイルス駆除ソフトウェア「TWINPOS VirusCleaner」などのセキュリティ対策と合わせ、店舗の安全なシステム運用を支援するとしている。
価格は、基本パッケージがPOS1台あたり月額400円(税別)。NECプラットフォームズでは、今後3年間で1万5000店舗への導入を見込んでいる。