ニュース

東京大学、教育用計算機システムにリモートデスクトップ「Splashtop Enterprise」を導入

 スプラッシュトップ株式会社は2日、法人向けリモートデスクトップソフトウェア「Splashtop Enterprise」が、2016年4月から東京大学情報基盤センターが運用する教育用計算機システム(以下、ECCS)に導入され、稼働を開始していると発表した。

 Splashtop Enterpriseは、オンプレミスサーバー版の法人向けリモートデスクトップソフトウェア。企業や学校などの情報システム管理者は、Splashtop Enterpriseの導入に際し、既存の社内システムを変更することなく容易に導入でき、運用面においてもシンプルな管理画面から接続状況を管理できる。

 東京大学では、学生や教職員が授業や研究のために利活用する学内システムとして、従来よりECCSを構築・運用している。ECCSは、東京大学の本郷キャンパスの情報基盤センターや駒場キャンパスの教養学部情報教育棟をはじめ、本郷・駒場・柏キャンパスの図書館や教室に分散して配置される1000台を超える端末やネットワークから構成されている。

 東京大学では、ECCSの基盤システムの一部として、リモートからのアクセスが可能なSplashtop Enterpriseを採用。これにより、学外からMacのデスクトップにアクセスし、操作することが可能となった。また、非常勤講師を多く有する東京大学においては、事前に学外において、教材の動作確認をしたり、授業の準備をすることが可能となった。

 スプラッシュトップでは、引き続き教育現場におけるICT化の促進に寄与していくとしている。