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ALSI、情報漏えい対策「InterSafe ILP」シリーズに自動暗号化フォルダーオプションを追加

 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は、情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP」に「自動暗号化フォルダーオプション」を追加し、7月29日に販売を開始する。

 InterSafe ILPは、「重要情報の保護」「外部デバイスへの不正持ち出し防止」「持ち出し後のファイルの安全な活用」「送信データの情報漏えい防止」をオールインワンで実現するシリーズ製品群。5つの製品で構成され、必要な対策を選択し、自在に組み合わせて利用できる。

 今回は、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」のオプション機能として、自動暗号化フォルダーオプションを追加。ファイルサーバーやクライアント端末内の「自動暗号化フォルダー」に平文のファイルを保存するだけで、自動的にファイルを暗号化し、閲覧権限を付与する。

「自動暗号化フォルダー」オプション利用のイメージ

 ファイル単位で暗号化されるため、フォルダーから取り出しても暗号化状態や閲覧権限は保持される。これにより、例えば、機密情報や個人情報など、保護したい情報を含むファイルを自動暗号化フォルダーで作成した共有フォルダーで管理することで、ユーザーが特別な操作をすることなく確実に情報漏えい対策を講じられ、暗号化を手動で運用している場合などの暗号化漏れによる情報漏えいや、権限のない利用者による閲覧、持ち出しを防止できるとしている。

 自動暗号化フォルダーオプションの販売価格(税別)は、共有フォルダーライセンスが1サーバーにつき10万円、ローカルフォルダーライセンスが1ライセンスにつき2250円(1~99ライセンス)、1800円(100~999ライセンス)。InterSafe IRMライセンスと同数の購入が必要となる。