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弥生、「弥生会計」などの会計製品群と請求書サービス「Misoca」の連携を強化

 弥生株式会社は27日、「弥生会計」「やよいの青色申告 オンライン」などの自社の会計製品群と、株式会社Misocaの請求書サービス「Misoca」との連携を強化すると発表した。

 弥生では2014年11月から、Misocaと会計製品群の連携を開始しているほか、2016年2月にはMisocaをグループ会社化し、弥生IDによるMisocaへのログインを可能にするなど、製品間の連携強化を進めてきた。

 今回の連携強化では、請求業務の会計処理で必要となる、売上や売掛金、源泉所得税などの科目の複合仕訳に対応したという。例えば、個人事業主で報酬が源泉徴収される場合、Misocaで作成した請求書データを、やよいの青色申告 オンラインに取り込むと、売掛金と受取報酬の源泉徴収税に分けた複合仕訳に自動生成する。これによって、Misocaから会計製品群へのデータ自動連携がよりシームレスに行えるため、請求から会計まで一連のバックオフィス業務を効率化するとした。

 現時点での対応製品は、クラウドサービスであるやよいの青色申告 オンラインと「弥生会計オンライン」など。デスクトップアプリケーションの弥生会計と「やよいの青色申告」は、2016年秋に提供予定の次期バージョンから対応する。