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チームスピリットがZuoraのサービスを採用、作業効率化や顧客とのリレーション強化を図る

 Zuora Japan株式会社(Zuora)は16日、株式会社チームスピリットが、Zuoraのリレーションシップビジネスマネジメント(RBM)を採用したと発表した。

 チームスピリットでは、勤怠管理や経費精算、工数管理、電子稟議を一体化したクラウドサービス「TeamSpirit」を、サブスクリプション(継続課金)モデルで提供している。現在は600社、7万5000ユーザー以上の実績を持ち、サービスも拡大を続けているが、サブスクリプションビジネスの成長とともに、顧客数が急増。その規模も多様化するにしたがって、当初から利用していた自社開発の請求システムでは契約管理や請求の複雑化に対応できず、Excelでの処理や手作業が増えてしまうといった課題が生まれていた。

 また、これまではシンプルな料金体系でサービスを提供していたものの、顧客とのリレーション強化のためには、さまざまなニーズに合った柔軟なプランをタイムリーに提案する必要が生じていたとのこと。

 そこで今回、これらの課題を解決するためにZuoraのRBMを採用。従来はマニュアル作業で行っていたサブスクリプションモデルに必要な契約から、請求、回収、売上計上までの一連のプロセスを徐々に自動化し、作業を約4割効率化することを見込んでいるという。

 また、RBMとSalesforceを連携することで営業プロセスも効率化され、これまでは各契約からひも解いていた利用状況を顧客単位で容易に把握できるようになるため、顧客ニーズを明確に把握し、リレーション強化のための施策をタイムリーに提供できるとしている。