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ネットアップとCiscoの統合インフラソリューション「FlexPod」、Red Hat OpenStack Platform 8に対応

 ネットアップ株式会社は16日、ネットアップとCiscoが提供する検証済みインフラソリューション「FlexPod」が、Red HatのOpenStackディストリビューション「Red Hat OpenStack Platform 8」に対応したと発表した。これにより、FlexPodが提供する企業向けの信頼性の高いインフラ上に、OpenStackをベースとしたハイブリッドクラウド基盤を迅速に構築できるようになるという。

 Red Hat OpenStack Platform 8は、OpenStackの“Liberty”リリースをベースに、実績のあるRed Hat Enterprise LinuxとRed HatのOpenStackテクノロジーが統合されており、て実運用対応のクラウド基盤として採用が進みつつある。

 一方のFlexPodは、Cisco UCSサーバー、Cisco Nexusスイッチ、NetAppストレージで構成された事前検証済み統合インフラソリューション。OpenStackベースのクラウド環境向けに、高い柔軟性を備えたオープンな統合基盤を導入できるという。

 ネットアップでは、OpenStack Foundationの発足時からのゴールドメンバーとして参画し、設計や開発、導入などの取り組みをはじめ、さまざまな面でOpenStackコミュニティに貢献してきたとのこと。こうした実績を生かし、最新OSのNetApp ONTAP 9を搭載したNetApp FASおよびNetApp AFF、NetApp Eシリーズ、SolidFireといったストレージ製品群では、Cinder、Glance、Nova、Swift、ManilaなどのOpenStackコンポーネントと統合可能になっている。

 さらに今回、FlexPodがRed Hat OpenStack Platform 8に対応したことで、FlexPodの適用範囲をさらに拡大。各社から提供される技術とベストプラクティスを活用可能になった。

 具体的には、ONTAP 9を搭載したNetApp FASおよびNetApp AFFを活用すると、無停止運用、スケールアウト/スケールアップ、ストレージ容量の効率化、高可用性といったクラウド基盤に求められるストレージ機能のメリットを享受できるとのこと。

 また、FlexPodのRed Hat OpenStack Platform 8向けリファレンスアーキテクチャでは、コンピュートノードを構成する物理サーバーを信頼性の高いNetApp FASストレージからを起動することにより、高い対障害性、拡張性、ノード障害時の迅速な復旧が可能とした。

 さらに、OpenStackのブロックストレージドライバであるNetApp Unified Driver for Clustered Data ONTAPが、iSCSI、ファイバチャネル(FC)、NFSの各プロトコルでRed Hatからから認定を受けている点もメリット。リファレンスアーキテクチャではNFS 4.1(pNFS)を使用することで、高速で対障害性の高いCinderボリュームへのアクセスを提供するとしている。

 Swiftについても、NetApp Eシリーズ上にオブジェクトストレージを構成でき、NetApp Eシリーズの持つ冗長性によりSwiftのレプリカ数を減らすことができるため、物理的なハードウェア数を削減できる。