イベント

【OpenStack Summit】PayPal、eBay、VMware、NTTのセッションとIntel講演、2014年の重点分野 など (68のデータセンターのリソースをセルフサービスで利用できるようにしたIntel)

68のデータセンターのリソースをセルフサービスで利用できるようにしたIntel

 プレス向けセッションでは、Intel社のDas Kamhout氏が、社内のインフラにOpenStackを大規模導入した事例を発表した。

 Intelでは、10万人の従業員、6500人のIT担当者、68箇所のデータセンターを抱える。そのITインフラとして、80%の社内サーバーを仮想化して10分以内でデプロイし、マルウェアの感染率を1%以下にし、BIにより1億ドル分の機会をとらえているという。

 こうした社内インフラのために、OpenStackによるプライベートクラウドを構築している。ユーザー管理などの既存のソリューションと接続しつつ、ハイパーバイザーとしてVMwareとKVM両方と物理サーバーに対応し、GUIとコマンドラインとAPIからの操作をサポートして、ユーザーからもセルフサービスで利用できるようにしている。メニーコアのコプロセッサであるXeon Phiもここから選んで利用できるという。

 さらに、PuppetやCFEngineで管理を自動化し、アプリケーションプラットフォームとしてはCloud FoundnryによるPaaSを構築する構成も語られた。

 これにより、半導体設計のようなバッチジョブや、検証ラボのような大量のサーバーの利用、エンタープライズの利用などのさまざまなワークロードを、既存の資産から新しいインフラまでOpenStackを介して動作させるとKamhout氏は説明した。

 2014年の展望としては、テスト自動化やパフォーマンスチューニングによってスピードアップすること、ユーザーエクスペリエンスを高めること、ローリングアップグレードなどが語られた。

Intel社のDas Kamhout氏
社内クラウドインフラ整備のロードマップ
社内クラウドの構成
サービスの構成
OpenStack導入の歴史。分析、試験導入、製造部門、非製造部門と広げてきた
部門の用途にあわせた機能

(高橋 正和)