週刊データセンターWatch:

モルゲンロット、九州エリアでコンテナ型データセンターの稼働を開始

 モルゲンロット株式会社は株式会社ミライト・ワンと共同で、九州エリアにコンテナ型AIデータセンターを構築し、稼働を開始したと発表した。NIVIDIA製GPUが60基、運用される。

完成したコンテナ型AIデータセンター

 同施設の建設にあたっては、サーバー構築やGPU調達をモルゲンロットが、コンテナ型設備の設計や組み上げをミライト・ワンが担当した。なお両社は2025年3月に業務提携を行い、コンテナ型データセンターの設計から保守までワンストップで提供するサービスに取り組んでいる。

 施設にはNVIDIA HGX H100およびNVIDIA L40Sを導入。合計60基のGPUが稼働している。運用にあたっては、太陽光発電による再生可能エネルギーが用いられており、これを地産地消するかたち。

 モルゲンロットはこれまでにもコンテナ型データセンターの運用で実績を積んでおり、今後は国内および海外に向けて、ソリューション提供を拡大していきたいという。