トピック
高度なセキュリティとAI性能を両立、生産性向上を支えるHPのプレミアムCopilot+ PC
- 提供:
- 株式会社 日本HP
2026年5月11日 09:00
ビジネスシーンにおいて生成AIの活用が本格化する中、ハードウェアにもAI処理に特化した性能が求められている。2026年3月2日に東京国際フォーラムで開催された「Windows AI Day」(主催:インプレス、特別協賛:日本マイクロソフト)では、WindowsのOEMベンダー11社が展示ブースを構え、ローカルAIの実行に適したCopilot+ PC/AI PCを出展し、来場者に自社製品をアピールしていた。本稿では、その中から日本HPを取り上げ、同社の最新デバイスとAI戦略を紹介する。
機動性と保守性を極めたハードウェア設計
日本HPは、法人向けのAI PCおよびCopilot+ PCを豊富にラインアップしている。プロセッサーはインテル製に加え、AMDやクアルコム搭載モデルを取り揃えており、一般的なクラムシェルタイプのほかに、画面が360度回転するコンバーチブルタイプのモデルを用意。ニーズに合わせたバリエーションを展開している。
そうした豊富なライアンアップの中で、フラッグシップにあたるのが、「HP EliteBook X G2」シリーズだ。最上位モデル「HP EliteBook X G2i 14 AI PC」は、インテル Core Ultraプロセッサーを搭載した14インチのCopilot+ PC対応モデルである。NPU性能は最大50TOPSを誇り、ローカル環境での高度なAI処理を可能にしている。機密情報を外部のネットワークに出すことなく処理できるオンデバイスAIの強みと、優れたモバイル性能を見事に両立させた一台である。
本製品の質量は約1.099kg~(クラムシェル型)からとなっているが、今後1kgを切る999gのモデルも登場予定であり、HP史上最軽量のAI PCとなる。また、従来製品に比べACアダプターも大幅に小型化・軽量化された。
筐体は、米国国防総省が制定した軍用機器の環境耐性基準(MIL-STD-810H)準拠の堅牢な設計を採用し、過酷なビジネスシーンにも耐えうる。長時間のバッテリー駆動を実現しているほか、筐体構造の改善によりキーボードの交換もユーザーが行えるようになり、保守に関わる人件費やダウンタイムを大幅に低減できる。
さらにWeb会議においては、HPが買収したPolyの音響・映像技術を凝縮しており、AIの活用によって画質や音質(録音・聞き取りやすさ)を最適化している。
モバイルワーカーを守る強固なセキュリティと通信環境
PCメーカーの中で唯一自社内にセキュリティラボを持つ同社は、ハードウェア、ソフトウェア、サービスで構成される高度で包括的なエンドポイントセキュリティ「HP Wolf Security」を展開しており、ハードウェアレベルの保護で、巧妙化するサイバー攻撃からデバイスを防御する。特筆すべきは、次世代MDM(モバイルデバイス管理)ソリューション「HP Protect and Trace with Wolf Connect」だ。これにより、PCの電源がオフの状態やWi-Fi未接続時であっても、位置特定、リモートロック、データ消去を遠隔で実行でき、紛失・盗難時の情報漏洩リスクを最小限に抑える。
なお、本機能はオプションであり、購入時に「HP Wolf Connect」対応PCを選択するか、モバイル通信機能(LTE/5Gなど)を備えた対応PCに、後からソフトウェアライセンスを単品で購入することで利用可能となる。
さらに、PC内蔵型のデジタルプライバシースクリーン「HP Sure View」を搭載。ファンクションキーを押すだけでディスプレイにフィルターがかかり、斜め方向から見たときにディスプレイに映る内容を把握できなくする機能だ。また、ローカルデバイス内のAIにより、自動的に「HP Sure View」のオン・オフを切り替えることも可能となっている。AIが、PCに搭載されているカメラを利用し、第三者が背後から画面を覗き込んでいると判断すると自動的にフィルターがかかるという仕組みだ。新幹線や飛行機内など、外出先でののぞき見を防止し、営業担当者などの隙間時間の有効活用をサポートする。
HP Sure View 実機デモの紹介動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=3rX4vpfMmdw
通信面では、PCの購入代金に5年間の通信費が含まれる法人向けMVNOサービス「HP eSIM Connect」をオプションで提供する。外出先でWi-Fiが利用できない環境でも、いつでもどこでもPCを開いてすぐにオンライン状態で作業ができる。生産性が向上するだけでなく、災害時などのBCP対策としても有効に機能するだろう。
「ハイブリッドAI」戦略による企業の生産性最大化
HPは、膨大な計算資源による高度な処理が可能な「クラウドAI」と、オフライン利用やプライバシー確保に優れる「オンデバイスAI」の両方の利点を生かす「ハイブリッドAI」戦略を推進している。常時接続環境と堅牢なセキュリティ、そしてローカルAI処理能力を備えた本製品は、特に外出の多い経営層や営業担当者が場所を選ばずAIを活用するための最適なデバイスである。
同社は導入前の選定から移行・定着までを支援するプログラムを提供しているが、さらに踏み込んだ取り組みとして、日本マイクロソフトやインテル、AMD、クアルコム、NVIDIA、楽天などの各社とともに「HP ハイブリッドAI推進コミッティ」を1月22日に発足させた(4月より本格稼働)。同団体では、AIの最適な活用方法に悩む企業に対し、セミナー等の情報提供を実施する。さらに、営業生産性を高めるアプリやAIエージェントの無償提供、開発研修を実施する。加えて、ハードウェア要求スペックに応じたSLM(小型言語モデル)のアドバイザリーサービスを通じ、企業に最適なAI活用を伴走支援していく構えだ。




