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教員の働き方改革を支援する「時短のパートナー」。Copilot+ PCの導入をTD SYNNEXがサポート!

 日本の教育現場では教員の長時間労働が深刻な課題となっており、校務の効率化が急務である。しかし、既存のPCの性能不足が、生産性向上の妨げになっているケースは少なくない。TD SYNNEXは、この状況を打破する「時短のパートナー」としてCopilot+ PCを提案している。NPUによる高速処理やAIを利用した高度な検索・教材作成支援機能は、教員の事務作業を劇的に削減。教員の本来の役割である、生徒との対話に専念できる環境づくりを、強力に支援する。

高性能PCが教員の長時間労働を解消する

TD SYNNEX株式会社 教育事業部門 部門長 石井 昇氏

 日本の教育現場において、教員の長時間労働は深刻な社会問題となっている。現場の教員が携わる業務(校務)の内訳を紐解くと、授業や学習指導、学級経営、生徒指導といった教員本来の役割のほかに、膨大な量を占める事務的な業務に追われている実情がある。

 これらの業務負荷は、ICTによる解決が最も期待される領域だ。しかし、現状の教育現場におけるICT環境に目を向けると、教員が使用する校務用PCの性能不足は否めない。起動に時間がかかる、動作が重い、複数のアプリケーションを立ち上げるとフリーズする、といった性能の低さが、日常的な校務の効率を著しく低下させているのだ。

 特に最近では、教育機関においても生成AIの活用が注目を集めている。高度な検索機能や画像生成、文章作成の補助などを通じて、教員の思考をサポートし、定型業務の時間を削減する役割が期待できるからだ。だが、最も身近な道具であるPCの性能が低いままでは、生成AIの恩恵を十分に享受することもできない。

 TD SYNNEX 教育事業部門 部門長の石井 昇氏は、「現在の学校向けPCには、オンライン研修や授業配信時にもスムーズな利用が可能な処理性能をはじめ、どこにでも持ち運べる軽量性、電源のない場所でも長時間利用できるバッテリーの持続性、そして、AIを活用した高度な検索機能や画像作成機能等が求められています」と強調する。
「これらの要件を満たす高性能PCは、教員の方々に『処理の時短』『移動の時短』『探索の時短』『作成の時短』という4つの時短をもたらします( 図1 )。今や高性能PCは、単なる事務機器の域を超え、教員の『時間を取り戻すためのパートナー』となるものなのです」(石井氏)

図1:高性能PCがもたらす4つの「時短」

 そうした「時短のパートナー」の有力な選択肢として、TD SYNNEXは「Copilot+ PC」という新しいカテゴリーのPCを提案している。

 Copilot+ PCは、マイクロソフトが定める厳格なハードウェア基準を満たしたPCであり、40TOPS以上の処理能力を持つNPUを搭載していることが必須要件とされている。その特長は、PCとしての基礎能力が極めて高いことだ。従来のPCではCPUやGPUに負荷をかけていた処理を、専用のNPUが担うことで、高速かつ省電力な動作を実現できる。「これにより処理待ちによるストレスを解消するほか、『Web会議をしながら、Officeアプリで資料を作成する』といったマルチタスク作業でも、安定したパフォーマンスを維持できます」と、石井氏は説明する。

授業と校務の質を高める先進のAI機能

TD SYNNEX株式会社 教育事業部門 教育営業本部 東日本教育営業部 部長 逆井 匠氏

 これらの特長に加えて、Copilot+ PCが教員の働き方改革に寄与する大きな理由には、独自のAI機能が統合されており、特別な設定や追加ソフトを導入せずとも、すぐに高度なAI体験を享受できることにある。

 では、Copilot+ PCに備わったAI機能が、現場の教員の業務をどのように変えるのか。最も分かりやすく効果を発揮するのが、資料検索の効率化だ。教員は日々、膨大な数のテスト問題や配布プリント、会議資料を作成しているが、それらがどのフォルダーに保存されているか失念してしまうことも少なくない。

 TD SYNNEX 教育事業部門 教育営業本部 東日本教育営業部 部長の逆井 匠氏は、「Copilot+ PCに搭載される『リコール』機能を使えば、ファイル名だけでなく、過去にどのような作業をしたか、簡単に情報を検索できます。これにより、保護者面談の記録や、教員会議の議事録等、探し物に費やしていた無駄な時間を劇的に削減し、即座に必要な資料にアクセスすることが可能となります」と説明する。自然言語検索により、「表紙に赤いロゴの入ったPDF」や「運動会の写真」といった、曖昧な言葉でもすぐに探し出せることもポイントだ。

 このほか、「Click to Do」機能により、検索結果から「テキストコピー」や「画像切り抜き」をワンクリックで実現。見つけた過去資料を、即座に次の教材作成へ流用できる( 図2 )。

図2:強化された検索機能

 教材作成においても、Copilot+ PCは強力な武器となる。ペイントに統合された「コクリエイター」機能を使用すれば、簡単なスケッチと自然言語による指示を入力するだけで、授業で使うイラストや図解を瞬時に生成できる。これにより、理科の実験道具や社会科の歴史的な場面など、授業内容に最適化された高品質な画像を即座に教材に組み込むことが可能だ。

 Copilot+ PCの音声入力機能も教員の業務効率化に大きく寄与する。逆井氏は、「タイピングが苦手な教員であっても、進化した音声入力機能を活用することで、声による文章作成が極めて高い精度で行えます。これらの機能群により、様々な校務に要する時間を大幅に短縮できます」(逆井氏)

 このほか、AIによる「ライブキャプション」機能も極めて大きな価値を持つ。日本語を母国語としない生徒や保護者がいる場であっても、教員の発話をリアルタイムで英語に翻訳、テキスト化し、コミュニケーションの壁を低くすることが可能だ。

教育現場に不可欠なセキュリティ強化にも有効

 教育現場においては、セキュリティの確保も重要な要件となる。教員が扱うデータには、成績情報や家庭環境、生徒の成長記録といった極めて機密性の高い個人情報が含まれているからだ。

 Copilot+ PCは、情報漏洩を防ぐための強固なセキュリティ機能を備えており、その優位性は「チップレベルからの保護」にある。具体的には、セキュリティプロセッサの「Microsoft Pluton」搭載により、ハードウェアそのものが攻撃から情報を守る仕組みを実現している。従来のソフトウェアによる防御に加え、チップレベルでの多層防御を行うことで、情報の流出リスクを最小限に抑えているのだ。

 また、AI処理の多くをクラウドではなく端末内で行う「オンデバイス処理」も、セキュリティ面での大きなメリットである。音声データや画像データ、利用履歴などのプライバシーに関わる情報を外部のサーバーに送ることなく処理できるため、ネットワーク経由での情報漏洩リスクを回避しつつ、高いレスポンスを維持できる。

 文部科学省の「教育情報セキュリティガイドライン」への対応に関しても、高度なセキュリティ機能とセキュアな標準設定(セキュア・バイ・デフォルト)を備えるCopilot+ PCであれば、端末に関する部分の要件を満たすことが容易になる。

多彩な支援サービスにより、教育機関のCopilot+ PCの導入・活用をサポート

 教員の働き方改革が急務となっている今、ICT環境の改善は、教育の質そのものを左右する重要な取り組みだ。そうした教育現場の働き方改革を支援するため、TD SYNNEXはCopilot+ PCの提供に加え、様々なサポート体制を整えている。逆井氏は「Copilot+ PCについても、TD SYNNEXはPoCのための貸し出しを行っています。Copilot+ PCならではの機能が日常業務にどう役立てられるのか、実機に触れることで体感いただくことが可能であり、既に数百件以上の貸出しを行っています」と述べる。

 また、TD SYNNEXは単にハードウェアを販売するだけでなく、アプリケーションの導入や、運用管理の効率化をサポートするサービスも提供している。

 「Microsoft 365 Educationの導入支援をはじめ、Microsoft Intuneを活用した本番環境へのプロファイル展開やデバイス管理についてもサポートしています。このように、教員の皆様の負担を抑制しながら、新しい技術を導入し、利用できるようにするための多角的なサポート体制を整えています。これにより、学校が抱える固有の課題に寄り添いながら、最適なシステム構成を提案することが可能です」(逆井氏)

 教員が「生徒との対話」や「学びの創造」に専念できる環境を整えるためには、PCの性能不足によるストレスを解消し、生成AIを活用した新しい教育の仕組みを取り入れることが急務だ。学校のICT環境の改革においては、ネットワークや校務システム等の基幹インフラに目が向けられがちだが、それらを一新するには多大な時間とコストを要する。

 「まずはシンプルに、校務用PCを性能の高い端末へと更新することから始めてみてはいかがでしょうか。PCのパフォーマンスを改善するだけでも、現場が抱えるICT課題の多くは解決に向かうと考えております。そして、校務PCのリプレースを検討されているならば、ぜひ一度TD SYNNEXにお声がけください」(石井氏)